東大寺の境内は広い。築地塀と白壁の間を練り歩く二月堂参道は、特に風情があります。塔頭の門構えも立派。田んぼなんかもあり、その向こうに佇む大湯屋(重要文化財)はノスタルジック。鐘楼(国宝)は仏堂のよう。柱・梁が太く、組物は小さな大陸風、軒反りが特異な様相。すぐそばには俊乗堂があり、東大寺の再興を成し遂げた重源上人の坐像(国宝)が安置されています。転害門は八脚門の形式で、中世の修理は受けているが、天平時代唯一の遺構。西には平城宮があり、結ぶ道は一条通り。南大門は一般人が通る主門ですが、こちらは天皇や公家が通る門。南西角の柱は、日射や雨風に耐えてきた逞しさが露わに。










