醍醐寺・三宝院庭園にある『枕流亭』が40年ぶりの特別公開。滝石組の高台にある茶室。創建は江戸中期以降と考えられているそう。露地庭空間からのアプローチ。外観は京錆と呼ばれる赤土に包まれています。上段の間、水屋の間、控の間の三室構成。上段の間には縁を設けた貴賓口から出入り。正客の前には床の間。床の相手柱に棕櫚が使われているのが珍しい。腰を下ろして左手に庭園を臨みます。風が抜けて気持ちが良い。水屋の間には落縁からの出入り。水屋流しが付き、洞庫流しがある地袋も有しています。控の間の外部正面にはバッタリ床几が揚げ店式に設けられているのがユニークで、大寄等の茶事に対応するためのものだそう。各室を仕切るのは朱漆揉紙の太鼓襖。これがまた美しく、空間を華やかに仕立てておりました。









