暑い日が続いていますね。山城国と摂津国との境に建つ『聴竹居』に行ってきました。この時期にあえて。根來研究室の学生たちと一緒に。建築家・藤井厚二(1888-1938)が1928年に建てた5回目の自邸。日本で最初に「環境共生住宅」を志向した建築家といわれ、この住宅にはその試みが散りばめられています。そういったことは書籍で学んだり、残された図面でも読み取ることができるのですが、重要なのはそれを体験し、設計として活かすこと。近年、環境配慮型の住宅に注目が集まっておりますが、本質からズレているように思えてなりません。暮らしとは何なのか?豊かさとは何なのか?を考える、原点のような住宅です。本屋だけでなく、閑室と茶室(下閑室)も見学させてもらいました。居心地がよく、そして美しい。ずっといたくなる空間です。






