雪見障子 隙景の家 その12 | 築紡|根來宏典

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2024年2月19日(月)

雪見障子 隙景の家 その12

話を1階に戻します。大きな開口部にはブラインドを設けて、時間や気分に応じてプライバシーを調整する計画。半分くらい下げておくと、隣家は見えなくなります。日本の伝統的な設え「雪見障子」と同じ手法で、足元の広がりや空間的な奥行きを感じます。ブロック塀は、半分ずつズラして積んだ馬目地。タテ目地は突き付け、ヨコ目地は荒目骨材入りかつ茶系とした拘りの仕立て。敷地一杯にウッドデッキを敷き込み、内外の空間を繋げています。