5月5日、石川県で大きな地震がありました。その瞬間、私は京都にいたのですが、大きな揺れを感じました。その翌日、東京都小平市で設計監理中の現場に行きました。目的は金物検査。現代的な木造住宅の耐震性向上に、重要な役割を担っている接合金物。ホールダウン金物、羽子板ボルト、かど金物、短ざく金物、オリジナル制作金物、等々を適材適所に配置。土台、柱、梁などの接合部を効率よく緊結し、補強してくれる部材。完成すると壁や天井の中に隠れてしまうのですが、安全、安心な暮らしのための大切な存在。身の引き締まる思いです。