配筋検査@小平の二世帯住宅 | 築紡|根來宏典

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2023年3月29日(水)

配筋検査@小平の二世帯住宅

東京都内で進行中の『小平の二世帯住宅』の配筋検査に行ってきました。鉄筋量を見ると、頑丈さが一目瞭然。鉄筋量は多ければ良いということではなく、コンクリートが上手く回らない(流れ込まない)という心配もあります。ですので、鉄筋が綺麗に組まれているということも、当然大切なこと。チェックポイントは、鉄筋のかぶり厚さや、定着長さ。さらには、基礎と土台・柱とを繋ぐアンカーボルトが適切な個所に設置されているか。アンカーボルトのサイズも、いくつかあって、それぞれ埋め込み長さが違います。設計事務所の配筋検査では、そんなことをチェックしています。

 

よく近隣の方から「何が建つのですか?」と聞かれます。一般的な住宅の基礎とは違うのだそうです、、、基礎は一律的に荷重が掛かるのではなく、建物形状や柱配置によって荷重の掛かり方が異なります。私どもの事務所では、基礎に掛かる応力を踏まえて、合理的な計画を行っております。国で定めた標準規定ではなく、一棟一棟個別設計することは大切なことだし、それが安心安全に繋がると思っています。