6月23日(日)は、家づくり学校1年生『構法から考える』の授業。ゲスト講師として構造設計者・山田憲明先生を招き、家づくりの会の建築家・諸角敬先生とともに開催。場所は、豊島区の目白にある自由学園明日館。受講者(定員35名)が多く、ワタクシメは立ち見で御座いました。諸角先生からは、魅力的な空間を作るための構造設計における拘り、つまづくポイントや多様な解決方法を整理し、構造設計者と協働する意味のお話。それを踏まえ山田先生からは、構造設計に対する発想の源や、可能性の広げ方、その実現化についてのお話でした。後半は、受講生たちを四つの班に分けたワークショップ。課題は「7.2×7.2mの柱のない空間を一本最大6mまでの長さの木材を使ってつくる」。受講生には、事前に課題をお伝えしていたので、スケッチを描いてくる人、検討するための部材を持ち込む人、模型を作ってくる人までいました。皆さん熱心です。その成果を模造紙に書き込み、皆さんの前で発表し、両先生に講評していただきました。充実したと言いますか、あまりに充実過ぎる刺激的な時間。