木造軸組工法による耐火建築設計マニュアル講習会を受けての所感。
木造で耐火建築物を設計するのは簡単。講習が理解できていれば、マニュアル通りにすれば良いだけなので。
ただし、工事をするのは大変。木造に、RC造と同等の耐火性能を持たせるわけですから、、、簡単にいえば、構造体(外壁、間仕切壁、柱、床、梁、屋根、階段)に、それ相応の耐火性能を持たせるのですが、言うのは簡単、やるのは大変。。。
私が作り手だったら、やりたくないな、、、と。まだまだ過渡期ですので、木造で耐火建築物をつくることに理解ある作り手を見つけるのが大変のようにも思われます。そのネットワークを持つことも大切のように思われました。
設計上の課題としては、耐火被覆をするわけですから、骨太と言いますか、どうしても野暮ったくなってしまいます。
そのように見せないための工夫(プランニング、納まり、構造設計)できる可能性を感じましたし、
それは作り手(施工負担)への多いやりにも通じることであり、設計力の差がより表れてくるように思いました。
誰よりも上手に設計したいワタクシメ、安井さん直々にお話聞いたこともあり、俄然やる気が出てきました。
さっそく事例集など3冊をお取り寄せ。やる以上、高みを目指したいものですね。