さーむーいーーー
ちょっと気が早いですが、築地場外市場でお雑煮を食べてきました。
細い路地の中、2階にひっそりとした佇まい。怪しい赤い扉の奥。
1961年から続く、場外で一番古い喫茶店。コチラ≫
高齢のママが一人で切り盛りしてきたのですが、今年5月その幕を閉じました(本人は元気だそう)。その後、銀座でバーを経営していた若い店主が権利を譲り受け、8月より再開。お店の設えは、そのまま。看板メニューの鶏雑煮も残っています。鶏雑煮については、同じ場外にあるお蕎麦屋さんの先代と前ママが懇意だったこともあり、そのお蕎麦屋さんが監修しているそうです。お蕎麦屋さんのお話は、コチラ≫
味は、京風から関東風に変わりました。具材も変わっています。
前のお味に至福を感じていただけに名残惜しい気持ちもあるのですが、
若い店主が新しいことにチャレンジしていくことも大切かと思います。
上品さ加減は前と同じくらい。胃と心から温まる逸品。
お雑煮というと、お正月に食べるもの、家で食べるものという印象ですが、ここのは格別です。