茨城県つくば市で進行中の住宅の「地鎮祭」を執り行いまいした。
建主さんの要望は、農家のような佇まい。そして平屋。
岩手県出身の奥さま、そして岩手の大学で知り合ったご夫婦です。
岩手の伝統的な農家といえば『南部曲り家』ですね。
曲り家とは、母屋と馬屋がL字型に一体化された形式の家屋のこと。
もちろん馬屋を設けるわけではありませんが、
L字型のプランをした伸び伸びとした平屋建ての住宅を計画しております。
建主さんとの出会いは、4年半前。土地探しを一緒に開始したものの、ご主人の転職がありました。
住宅ローンが借りれるようになるまで一時中断、そして再開。つくば市で平屋の「曲り家」を建てることを前提とした土地を探し、購入。
設計も終わり、いよいよ着工。夢が現実へと近づいてまいりました。
姉弟仲良く「玉串奉奠」、微笑ましい様子です。大きくなっても、今日の日のことを覚えてくれていると嬉しいな。
ここに至るまで紆余曲折あったゆえ、私自身も感無量。身を引き締め、益々気合を入れてまいりたいと思います。