今日は寒かったですね～。
11月に入りました。今後ますます冬の様相を呈することと思います。
暖かくして、体調管理は万全にしたいものです。
さて、急に気になり始めたことがあります。消費税UPのことです。
8％にUPする際には、業界的にも結構意識（話題性）が高かったのですが、
今回の10％へのUPは、意識が低いように思われます。
マスコミが取り上げているのは、低減税率のことばかりですし、、、
私自身も、そう言えばっ、、、て感じでした。
3年前の今頃、このブログで「消費税ＵＰと家づくりのスケジュール」のことに触れておます。基本的には同じことですし、今、家づくりを考えている方々を煽ったり、急かしたくはありません。興味ある方は、リンクをご高覧下さい。コチラ≫
補足すると、その当時、見積もり調整に1か月と書いておりますが、
この時期は見積もりが高く出てくるので、とても一か月では纏まらないかと思います。
これは設計者の責任でも、その工務店の金額が高い訳でもありません。
工務店は、下職さんから上がってくる工種別金額を総括しているのであって、業界全体的に高騰するのですから、そのまま正直な金額を建主さんに提示するしかないのです。
予防策としては、建主さんが少しでも早くこのことに気づき、
スタートを早めるしかありません。
増税後に家づくりをスタートさせるという考えもありますが、
消費税が上がった上に、東京オリンピックが終わるまでは、
工事費が高騰し続けると言われております。
私にできることは、このことを、今このタイミングでお伝えすることのみ。
これをどう受け止め、判断するかは建主さん次第です。
もちろん自分たちのペースで良いかと思います。
良質な住宅を手に入れるには、お金の問題だけではありませんから。
事実、私の建主さんでも、増税を気にせず、マイペースで進めて、
心から納得のいく住宅を建てた家族もいます。
私も常々、じっくり腰を据えて、世間に惑わされず、、、と心がけている次第です。
ただ先般（8％に上がった時）の経験をお話しすると、
2月にお引渡しする予定の物件が、職人さん不足の関係で5月末になりました。
お施主さんも、工務店も、私も、そして職人さん達も辛い思いをしました。
幸い、とても良い工務店さんと職人さん、理解ある建主さんに心救われましたが。
なんだか今日は、ちょっと嫌なブログの内容でしたね、、、
後悔しない家づくりを祈っています。