工事中の『目黒の住宅』も、いよいよ大詰めを迎え、植木選びに植木畑に行ってきました。
今回植える立木は3本。その内の一つは、こちら『ジューンベリー』の株立ち。
植木には「一本もの」と「株立ち」とがあります。
「一本もの」の立派な植木も良いですが、「株立ち」は雑木林のような趣があります。
もう一つは『常緑ヤマボウシ』の「一本もの」。
ヤマボウシというと基本的には落葉なのですが、常緑もあります。
今回植える3本の内、2本は落葉、1本は常緑を。
また2本は「株立ち」、1本は「一本もの」とし、3本セットでのバランスを考慮。
もう一つは『ヒメシャラ』の株立ち。
そう!これ!これ!もの凄~く、興奮しました!
見てください!この見事な「台付き」。
こんな野趣あふれる台付きは、そうそう出会えるものではありません。
「株立ち」というと、地表から複数本の木が生えている木々のことですが、
これにも「本株立ち」と「寄せ株立ち」があります。
寄せ株立ちは、複数の木々が寄せ集まった木で、厳密にいうと株立ちではありません。
本株立ちを見て、切株が見えるのが好きでない方もいるのですが、実は高級なのです。
当然ですよね。一本を切株しながら、複数の幹を育てるので。手間が掛かってるのです。
そして上の写真のように、切株がはっきり見えている株立ちを「台付き」と言います。
本株立にも、株の部分が地表に隠れているのと、現れているものがあり、台付きは希少。
植木屋さん曰く「請求が怖い」と、、、