鉄平石の採石場をあとにし、我々一行が向かったのは、鉄平石で屋根を葺かれた民家群。
現在も実際に住まわれている民家です。
民家群を練り歩きながら、感動の連続。
鉄平石の屋根は、耐火性、耐候性、耐重性、耐酸性が高いそうです。
屋根材以外にも、庭の飛び石、側溝の蓋、漬物石、などなど、
古くから使われてきたそうです。
藤森鉄平石の細田さんから頂いた鉄平石の書籍「素を磨き、用を拓く」。
この本の中には、電力普及を支えた時代のこと、
新たな用途の開拓した建築家・中條精一郎とのこと、
鉄平石びいきをした建築家・谷口吉郎や吉村順三のこと、
小規模を守り、堅実な経営を維持すること、
冒険心と美意識のこと、
などなど、これまで受け継がれてきた歴史と精神が紹介されております。
共感することばかり。鉄平石という素材に益々魅力を感じました。






