昨日は『目黒の住宅』の現場にて 防水工事の打ち合わせ。
上の写真は、2階に設けられた洗面脱衣室⇒ランドリールーム⇒キッチン⇒パントリーから
一つながりの位置にあるサービスバルコニー。
洗濯物を干したり、ごみを仮置きしたりする場所であります。
大工さん、防水屋さんと、防水立上りの確認や納まりの打ち合わせの様子。
防水工事は、防水屋さん任せの単独工事ではありません。
下地づくりは大工さん、仕上げ防水は防水屋さんが施工することなるので、
お二人のコンビネーションは不可欠なのです。
こちらは下塗り段階ですが、先行して施されている屋上のFRP防水。
少し空気が入って膨らんでいるのが分かるかと思います。
施工ミスではありません。良いことではないのですが、この時期仕方ないのです、、、
下地の合板には湿気を含んでいますので、急な温度上昇があると、湿気が急に抜けようと膨らんでしまうのです。大切なのは、こういった事象を見逃さないこと。
この後、空気を抜いて、是正しながら進めることになります。出来てしまえば気づかないことですが、実は職人さんが手作業で結構な手間を掛けながら工事しています。
現場打合せしていると、建主さんの奥さまが、お茶の差し入れを持ってきてくれました。
こちらは玄関の様子。玄関がある1階には窓を設けていません。
ですが左手には階段の吹抜があり、上から壁面を撫でるように明るい光が差し込みます。
左手の壁面には、この家の象徴となるべく素敵なタイルが全面に貼られます。
奥さまはイメージできたようで「根來さんが、設計打ち合わせの時に言っていた通りだ！」と仰ってくださいました。
現場のあちこちに、私どもで作成している詳細図が貼られています。
タイルの割付に合わせて諸々の寸法を決めているので、下地の段階から手間の掛かる面倒な仕事にしてしまっています、、、大工さん！頼りにしていますよ！
