大井町の住宅 アンカーボルトのチェック | 築紡|根來宏典

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2013年3月26日(火)

大井町の住宅 アンカーボルトのチェック


大井町の住宅の現場は、順調に進んでおります。

上の写真は、コンクリート打設前に行うアンカーボルトのチェック。
アンカーボルトは、基礎と土台や柱を緊結する金物。
設計図通りの強度を有する物が、設計図通りの位置に埋め込まれているかは重要です。

その後、コンクリートの圧送車やミキサー車が到着し、コンクリート打設へ。
今回の現場は、敷地が狭いので、前面道路に配車。
その前面道路も狭いので、打設の間は道路を閉鎖し、近隣に迷惑をお掛けすることになります。
コンクリート打設は、いつ見てもワクワクします。

現場に持ち込まれたコンクリートが適正かを調べるためにサンプリング調査です。
その場で『スランプ(コンクリートの固さ)』『空気量』『塩化物量』を測定します。
円筒が6つ並んでおりますが、これはコンクリートが固まってから圧縮試験をして
強度を測るためのサンプル『供試体』です。試験結果は、後日、設計事務所に届けられます。

建築家の仕事というと、華やかな部分ばかり取りざたされますが、こんな地味な仕事もしております。
地味という表現が正しいかどうかは分かりませんが、私はこんな地味な仕事が好きなんです。

根來宏典