壁の一面は、建主さんが選んだピンク色の壁。
ピンクと言っても派手な色ではなく、品のある色です。
収納扉と一体にデザインしているので、スッキリと納まっております。
ベットは置かず、畳に布団を敷いて寝起きするスタイル。
寝室は通常、北側に追いやられた感じでプランニングされがちですが、
このようにバルコニーに面していると、洗濯物の取り入れ時にとても便利なのです。
取り込んだ洗濯物を床フローリングに置くのは抵抗がありますよね。
多くの場合、リビングのソファの上か何かに置いているのでは・・・。
こちらの住宅の場合、南面の大きなバルコニーに洗濯物を干して、
畳敷きの寝室に取り込み、広々としたスペースで畳むことができます。
また雨の日は、こちらの寝室に内干しもできます。
洗濯物取り入れ時間帯の来訪者を気にすることなく、リビングもスッキリです。
ピンク色の壁の裏がキッチンで、左手の開口部の向こうは洗面・脱衣スペース。
家事動線も、とてもコンパクトにプランニングしております。
寝室は、ただ単に寝る場所として捉えるのではなく、家事動線の中心として活かすことにより、
生活をスッキリさせることができる重宝する場所となるのです。