赤城山を望む家 配筋検査 | 築紡|根來宏典

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2010年7月22日(木)

赤城山を望む家 配筋検査


昨日は、前橋市で工事が始まった『赤城山を望む家』の配筋検査でした。
こちらの建主さんは、これまでにも建物をいくつか建てられております。
配筋の状況を見られた感想として、
「それはそれはびっしりと、太い鉄筋が密に敷き詰められていました。
今までに見たことがない密度の鉄筋で、これで倒壊するようならことがあれば、
何をやっても無駄だろうと思いました」
とのことで、とっても安心されたようです。
基礎の配筋は『住宅瑕疵担保責任保険』による保険会社の検査もあります。
私も立ち会ったのですが、鉄筋太さ、ピッチ、かぶり厚さについて、丁寧に見て頂きました。
最近、この検査があるので安心との声が、設計者達からよく聞こえてきます。
しかし定着長さ・方法などの細かい内容は、設計事務所の範疇だとか・・・。
鉄筋が綺麗に並んでいるかどうかなら素人でも判ります。
大切なのは、構造的な問題です。制度上の矛盾がココでも・・・。
ある意味において、2重のチェックになるので安心感はありますが、
やはり設計者による真面目な検査は欠かせないようです。
根來宏典