『大森ふるさとの浜辺公園』から南下し、自転車を走らせていると・・・。
道が！！！道が分断されております！
首都高速1号羽田線に架かる『羽田可動橋』と言うそうです。
元々川下を通る羽田トンネルがありますが、慢性的な交通渋滞。
それを解消すべく、トンネルに平行して1990年この高架が造られたそうです。
旋回式となっているのは、この辺りにある鉄工所に乗り入れする大型船の航路確保のため。
1994年に首都高速湾岸線の開通に伴い、本路線の交通量は減少。
開通から8年後の1998年にこの羽田可動橋は使用停止され、
現在は地下トンネルのみが使われております。
しかし、撤去されることなく残されています。
羽田空港の拡張に伴う交通量の増加に備えて、待機しているそうです。
とっても印象的な風景でした。
交通量の増減に関わらず、羽田可動橋はこの地域の人々にとっての心象風景に違いありません。
夢のある活用方法を検討するなど、残し続けてもらいたいものです。
水辺では、おっちゃん3人が仲良さそうに釣りを楽しんでおりました。
この辺りで育った悪ガキ3人組でしょうか・・・。
根來宏典