会津・散策 その6 | 築紡|根來宏典

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2010年2月19日(金)

会津・散策 その6


会津の伝統工芸といえば、漆器、焼物、木工芸、木綿などが上げられます。
会津の焼物といえば、『会津本郷焼』が上げられますが、今日は『慶山焼』を紹介します。
慶山焼は、文禄元年(1952年)に黒川城(現在の鶴ヶ城)の屋根瓦の製造のため、
肥前・唐津から陶工を呼び、「慶山」の地で焼かせたのが起源。
現在残っている窯元は、こちら「香山」一軒だけだそうです。
店内の様子です。トコロ狭しと焼物が並んでおります。

ロクロを回している職人さんの姿も見られます。
陶芸体験を楽しめる教室もあるそうです。

こちらは今回の戦利品『穴開きぐい呑』です。
写真では分かりづらいですが、底に穴が開いております。
穴を指で押さえながら呑みます。
入れられたお酒は飲み干さないと、穴からこぼれてしまいます。

こちらは『おかず盃』です。
下端が尖っており、こちらも飲み干さないと、盃を置くことはできません。
お酒が進んで、止められません。。。
会津木綿をクロスとして敷いて、雰囲気を演出。
美味しい「しぼりたて生」が益々美味しく感じます。

根來宏典