根來宏典建築研究所

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2019年9月11日(水)

心象風景

ワタクシメが育った実家の最寄り駅。幼少期は祖母や母に手を引かれ、中高生時代には一人もしくは友達と一緒に、和歌山市内に繰り出す起点ゆえ、今も心象風景として心に刻まれています。帰省の際は、父が別の駅まで車で送り迎えしてくれるので、高校卒業以来、使うことはありませんでした。とはいえ父親も車の運転が怪しくなってきたので、久しぶりに最寄り駅まで電車で帰ってみることに。駅を出て表通り(といっても車通りではない田舎道)には行かず、裏道へ。小学生の頃、通学路ではなく、この裏道をよく通っていたもの。変わらない風景に嬉しくなりました。

 

その通り沿いの石垣が美しい。緑泥片石の野面積み。紀淡海峡に分布する変成岩で、結晶片岩のひとつ。現在は採石禁止なのですが、伊予、阿波、紀州、伊勢の青石とも呼ばれ、庭の景石として珍重されたもの。野面積みは自然石をそのまま積み上げる方法。大雨が振っても隙間から水が抜けるので石垣が崩れることは少ないのが特徴。