隙景の家
敷地は、いわゆる旗竿地。しかも壁面後退1mという規制があり、建坪12坪しか確保できません。周囲は住宅に囲われ、開放的に窓を開けても、、、そこで提案したのが、隣地境界に目隠し塀を立て、建物との間にできる1m幅のスペースを露地やデッキテラスといった中間領域として積極的に取り入れること。少しでも空間が広く感じれるよう、そこに向かって大きな掃き出し窓を設けました。隣家との隙間を、この敷地特有の景色として仕立てることが本住宅のテーマ。内部は吹抜を設けた立体的な構成。可能な限りの空間的な広がりを感じるとともに、趣向を凝らした可愛らしい住まいです。
場所 | 神奈川県川崎市 |
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用途 | 専用住宅 |
延床面積 | 72.38㎡(21.89坪) |
構造・規模 | 木造・2階建て |
写真 | 上田宏 |
施工 | 内田産業 |
不動産コンサル | 創造系不動産 |