袋小路奥の家
4m道路突き当りの奥に佇むひっそりとした様相。屋根形状は縁起の良い招き屋根。建物形状はL型で、子世帯は南側、親世帯は東側にお庭が面した計画。そのお庭に向けて、大きな開口部を設けています。庇がぐるりと回り、一体感と伸びやかさのある意匠。陽射しを夏は遮り、冬は取り込んでくれます。お庭には植栽が整い、塀で囲ったウッドデッキにより両世帯をゆるやかに分けています。内部空間は構造材現しとなる天井が特徴的。2階は屋根勾配なりの天井高さで、登り梁に力強さを感じます。奥様方のご両親との同居ということもあり、両世帯はキッチン同士が繋がるように配置。料理や食材の共有など、仲睦まじい関係をイメージしながら設計した住宅です。
場所 | 東京都小平市 |
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用途 | 二世帯住宅 |
延床面積 | 131.10㎡(39.66坪) |
構造・規模 | 木造・2階建て |
写真 | 上田宏 |
施工 | タカキホーム |
不動産コンサル | 創造系不動産 |