姉小路さんぽ | 築紡|根來宏典

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2025年3月5日(水)

姉小路さんぽ

京都の歴史的景観を現在も色濃く残す姉小路を散歩。まずは寺町通りにある『鳩居堂』から。築紡Kyoto岡崎アトリエから徒歩20分。300年以上の歴史を有する老舗。106年ぶりに内藤廣さんの設計によって建て替えられました。西に向かうと旧京都中央電話局をリノベした『新風館』。1926年に吉田哲郎の設計によって建てられ、2001年にはリチャード・ロジャース、2020年には隈研吾氏の手によってリノベーションされました。烏丸通りを渡ると西陣の老舗『HOSOO FLAGSHIP STORE』があります。1688年に創業し、織屋と問屋を営む「細尾」の旗艦店。リノベーションを手掛けたのは建築家の細尾直久さん。版築塀によって内部空間へと惹きこまれます。さらに西に歩みを進めると、魚谷繁礼さんが手掛けた『コンテナ町家』があります。築100年の長屋を残し、鉄骨2階建てのフレームと19基のコンテナを組み合わせた建築。京都らしいスケール感と立体路地で構成されています。