法然院 | 築紡|根來宏典

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2024年11月25日(月)

法然院

哲学の道から少し坂を上ったところにある『法然院』に足を運んできました。茅葺山門と白砂壇で知られていますね。紅葉見頃には少し早いと分かっていたのですが、11月18日(月)~24日(日)は伽藍内が特別拝観できるということで。中に入って目に留まったのは、障子に付いた黒い斑点。近づいてみると、カメムシの群れ。水野浩世氏が描かれた「余興」という作品。中庭に植えられたモミジやツバキを眺めつつ、縁を回って本堂へ。さらに抜けると方丈庭園。法然院といえばツバキの名所でもあるのですが、時期ではありませんね。三銘椿が植わる中庭の足元には、マーク・ピーター・キーン氏による炭で川を表現した「空の川」という作品。茶室「如意庵」は4畳半敷。水屋もしっかりとした設え。普段は目にすることができない本堂、方丈、庭園、大書院、茶室、現代アートなどを堪能してきました。