一華院 | 築紡|根來宏典

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2024年11月21日(木)

一華院

東福寺塔頭『一華院』も特別公開。四神の庭で構成。主庭となる南庭「朱雀」は1981年に前住職の作庭によるもので、枝を延ばした黒松の様相が大きく羽ばたく朱雀のよう。西庭「白虎」は2018年に重森千靑(1958-)の作庭によるもので、大小の白い石を組んで親虎と小虎を表現。北庭「玄武」も重森千靑氏によるもので2016年に作庭。三つの島で構成され、奥は蓬莱島、真ん中は鶴亀の島、手前は東から西へと泳ぐ玄武を表現しているそうです。青龍はどこかと思ったら、東に位置する玄関アプローチの前庭だそうです。延べ段に覆いかぶさる黒松の木が昇天する龍に見えてきました。