週末、京都祇園にある長楽館にて「芸術祭 in CHOURAKUKAN」が開催されていました。明治の煙草王・村井吉兵衛の別邸跡。1909年竣工。当時は迎賓館としての華やかな集いの場。現在はホテル、カフェ、レストラン、ブティック、ウェディングと多様な使われ方をしています。外観はルネッサンス風、内部はロココ、ネオクラシック、アールヌーボーの様式を取り入れ、3階は書院風の和室で構成された和洋折衷。「御成りの間」や茶室「長楽庵」は通常非公開なのですが、あわせて見学することができました。6年ぶりの公開だそうです。食堂の間に腰を掛け、ピアノとバイオリンの二重奏に耳を傾けながら、クラフトビールを戴く。贅沢な時間を過ごしてきました。