原寸大起こし絵 | 築紡|根來宏典

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2024年9月6日(金)

原寸大起こし絵

【建築家・堀口捨巳の探求】展が東京都文京区湯島にある国立近現代建築資料館で開催中(8/9-10/27)。堀口捨巳(1895-1984)は、日本近代のモダニズムを牽引しつつ、利休、庭園、和歌にも精通した建築家。堀口の建築作品、思想、学術研究を総合的に紹介する貴重な資料が展示。建築学会大会の影響でしょうが、この日は学生らしき人が多く訪れていました。茶室研究の第一人者であり、約50の茶室起こし絵を書物としてまとめています。そのうちの一つ『擁翠亭』の原寸大起こし絵が入口に展示されており、中に入ることもできます。小堀遠州(1579-1647)の作で、13の窓を有する開放的な茶室。