京に生きる文化 | 築紡|根來宏典

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2022年11月21日(月)

京に生きる文化

京都国立博物館で開催されている特別展『京(みやこ)に生きる文化 茶の湯』に行ってきました。会期は10月8日~12月4日。序章:茶の湯へのいざない⇒第1章:喫茶文化との出会い⇒第2章:唐物賞玩と会所の茶⇒第3章:わび茶の誕生と町衆文化⇒第4章:わび茶の発展と天下人⇒第5章:茶の湯の広まり 大名、公家、僧侶、町人⇒第6章:多様化する喫茶文化 煎茶と製茶⇒第7章:近代の茶の湯 数奇者の茶と教育といった構成で、各時代における名品を通して、茶人たちの美意識を感じます。

 

展示会場『平成知新館(2014年開館)』は、谷口吉生(1937-)さん設計による日本的な空間構成を取り入れた建築。こちの写真は、水盤に面したグランドロビー。障子に見立てたガラスファサードを低く下ろし、足元の景色をパノラマに見せる手法は、小堀遠州による孤篷庵忘筌席ですね。