横浜山手 | 築紡|根來宏典

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2022年3月30日(水)

横浜山手

川崎の現場に行く際には、新幹線・新横浜駅で乗り降りします。この日は、少し時間が取れたので、横浜の山手で開催されていた「近代建築を超えて」海外建築視察回顧展(日本建築学会関東支部神奈川支所主催)に足を運んできました。韓国・ネパール・インド・フランス・チベット・中国・ドイツ・オランダの視察を通じて近代建築を解釈し、今後求められる建築を考える企画展だそうです。

 

会場となっていたのは、素敵な洋館「ブラフ18番館」に増築されたギャラリー。このエリアは外国人居留地としての名残があり、異国情緒に溢れています。横浜開港の歴史との関わりが深く、外交官の家、ブラフ18番館、ベーリック・ホール、エリスマン邸、山手234番館、横浜市イギリス館、山手111番館といった7つの歴史的建造物も残っています。眺望が開けた丘の上にあるのですが、今は景色が良いとは言えません。当時は美しい横浜の港町が見渡せたんでしょうね。