2021年9月7日(火)
Kyoto岡崎アトリエの近くを散歩していると、美しい構えをした住宅が幾つもあります。さすが京都、さすが岡崎という感じです。
こちらは「名栗」の門扉と塀。名栗とは、表面を刃物ですくい取るように削った仕上げ。利休が茶室に持ち込んだ詫びた世界観であり、よく床柱に見られます。私も好きな仕上げで、よく和室の縁甲板に取り入れています。こちらの住まいは、最近、作り変えられた板塀のようで、その経年美化の様子がうかがえますね。
名栗の縁甲板のお話は、コチラでも≫