足場解体前 | 築紡|根來宏典

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2021年8月12日(木)

足場解体前

群馬県前橋市で進行中の『元総社の二世帯住宅』。足場が外れる前でないと見れないところの監理。防塵ネットを束ねているのは、台風に備えたもの。前を通る車は、一様にスピードを緩めて、露わになった建物を見ながら通り過ぎて行きます。

 

一階の外壁は白い塗り壁。二階はガルバリウム鋼板のスパンドレルに包まれた箱が浮いている意匠。バルコニーや縁側が面する軒下は板張り。ガルバは耐久性の良さが魅力であり、モダンな佇まいを望まれる方に好まれます。カラーはギングロで、銀と黒のあいだ。落ち着いた色合いで、景観にしっとりと馴染みます。出隅は既製品のキャップを被せると施工がラクなのですが、板金屋さんが現場採寸し、折り曲げて、すっきりと納めてくれました。二手間ほど増える面倒な施工方法なのですよ。美しい!

 

テレビのアンテナも、足場解体の前に取付けます。通りから見えない位置に付けているのですが、外壁に合わせた黒い仕様。こちらもなかなか格好良いぞ!