Kyoto岡崎アトリエ近くにある『金戒光明寺』。東山の麓、法然上人（1133-1212）が比叡山・黒谷での修行を終えて下山し、初めて草庵を結ばれた地。比叡山の黒谷を元黒谷、ここ岡崎の地は新黒谷と呼ばれ、現在は「くろ谷さん」の愛称で地元の人々に親しまれているそうです。幕末には会津藩京都守護職の本陣となったことから、新選組発祥の地とも言われているそうです。

山門には「浄土真宗最初門」の勅額が掲げられ、三重の塔は徳川秀忠公の菩提を弔うために建立されたもの。三重の塔から望む京の町風景は壮観です。山内には一万を超える墓碑があるそうで、そのほとんどが町に向いて立っています。西向きなので、真っ赤に沈む夕日が拝めるスポット。観光スポットではないと思う（勉強不足かもしれませんが）のですが、近所にこんな大きなお寺があるとはビックリ。京都にはまだまだ知らない世界がありますね。