ミセの間 | 築紡|根來宏典

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2021年5月6日(木)

ミセの間

ゴールデンウイーク、皆さん如何お過ごしでしたか?私は仕事。休みの日に、のんびりと仕事をして過ごすのって、けっこう好きなんです。

 

こちらは、Kyoto岡崎アトリエの『ミセの間』。『オモテの間』とも呼びますね。通りに面したお部屋で、接客の場。京町家の構成は、職住が一体となった文化の表れでもあります。通りには格子が組まれ、プライバシーの確保だけではなく、夏の陽ざしを遮ったり、坪庭に向かって心地よい風が抜けていきます。冬の寒さが厳しい京都ではありますが「家は夏を旨として造るべし」との言い伝えがありますね。

 

広さは3畳。大きなお部屋ではないのですが、その籠り感に心が安らぎます。早く仲間を招き、ここで密な時間を過ごしたい。