陽射しが美しい玄関@つくばの曲り家 その4 | 築紡|根來宏典

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2020年3月6日(金)

陽射しが美しい玄関@つくばの曲り家 その4

玄関扉は建具屋さんの製作。黒い焼杉とのコントラストが美しい。扉を開けると、正面には掃き出し窓。土間を通り抜けて、南側のお庭に出ることができます。正面には格子戸を設けており、プライバシーをゆるやかに保ちつつ、差し込む陽射しが印象的。玄関手前の右手に見える格子は、和室地窓のプライバシーを守るため設えです。

 

アプローチから玄関にかけての土間仕上げは「豆砂利洗い出し」。モルタルが固まる頃合いを見計らい、水を掛けて、それに混ぜた骨材(砂利)を洗い出す左官の技法。骨材には「猿投(さなげ)砂利」。別名「瀬戸砂利」とも呼ばれる愛知県産の天然砂利。黒、灰、白、薄茶、錆、赤い砂利が程よく混じっているのが特徴です。