ANDO建築 | 築紡|根來宏典

築紡

築紡

loader
ブログ
ブログ

2019年10月31日(木)

ANDO建築

銀座の蔦屋書店に行ったら、そこのGINZA ATRIUM(中央吹抜・イベントスペース)にて『安藤忠雄―光を求めて』という展覧会をやっていました。安藤氏が求める「建築の光」を自らの目で写しとったものだそうです。会期は10月23日~11月4日。安藤氏にしては小規模な展覧会ですが、それでも多くの人が足を止め、写真を撮って行きます。人を惹き付けるANDO建築、流石です。

 

フォトジェニックな光を切り取り方が美しい。大学1年生時の冬休み、高校3年間同じクラスで大阪工業大学の建築学科に進んだ吉本君と一緒に兵庫県に建つANDO建築を巡った純粋な気持ちを思い出しました。ANDO建築の魅力は、ボリュームの抽象化による幾何学的な分かり易さ、そのボリュームを繋ぐ集落(路地)のような空間構成、そこに差し込む光のインパクトなのだと思います。一枚の写真の向こうにある、そんな物語を想像するとワクワクします。