6月30日(土)、家づくり学校「特別構造ゼミ」3回目の授業がありました。
1回目の「軸組模型を作ってくること!」という無茶ぶりとも言える課題に対し、
2回目は、各自が作ってきた模型に対してのディスカッション形式での講評。
今回の宿題は、前回授業を踏まえ、模型をブラッシュアップしてくること。
前回は構造的に問題ある軸組も多かったのですが、ディスカッションの成果と本人たちの努力もあり、今回は力の流れが読み取れる軸組模型になっておりました。
その進歩に驚き、山辺先生の指導にも熱が入ります。
自分への指導だけでなく、他の人に対する指導にも前のめりになる受講生たち。
山辺先生が、ひとつひとつ丁寧に指導してくれるという贅沢さ。
問題の遭遇状況に合わせて、時には黒板を使い、理論的なこと、現実的なこと、木造ならではの難しさを図解で教えてくれるので、より理解しやすいです。
軸組に対する理解度が上がると、さらに細かな問題点が見えてきます。それに気づくこと、他の人の軸組の問題にも気づくこと、そうすることを繰り返すことによって、知らず知らずのうちに構造への理解力が深まっていくことと思います。
耐力壁の検討まで進む予定でしたが、授業のあまりの充実ぶりに、それは次回に持ち越し。熱い熱い4時間が、あっという間に過ぎてしまいました。
前回の授業の様子は、コチラ≫