すっかり暑い季節になりましたね~涼しさ感じる盆栽として、
フイリギボウシ、ユキノシタ、タマシダを寄せ植えしました。
ギボウシ(擬宝珠)は、山間の湿地に自生する多年草。日陰でもよく育ちます。
花の蕾が橋や階段の手摺柱頭についている伝統装飾の擬宝珠に似ていることが、名前の由来。花言葉は沈静だそうです。こちらはその斑入り。
ユキノシタ(雪の下)は、湿った半日陰の岩場などに自生する常緑の多年草。
雪が上に積もっても、その下に緑の葉があることが名前の由来。
タマシダ(玉羊歯)は、日本の南部の自生する多年草のシダ植物。
苔、揖斐石、錆砂利(本鞍馬)を用いて、水辺の景色をつくっています。
水上に回ると、渓流に倒木が覆い被さり、流木が絡む景色に。
実は、紀州雲竜椿を枯らしてしまいまして、、、その枯れ木を転用しました。
雲竜椿は、曲がりくねった枝が特徴で、このサイスの盆栽で流木を表現するには丁度良いスケールだと思います。紀州雲竜椿のお話は、コチラ≫
風通しの良いところに置いておくと、
す~っと伸びたタマシダの葉がゆらゆらと風にそよぎ、いい感じです。