桜を愛でながら | 築紡|根來宏典

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2018年4月6日(金)

桜を愛でながら

お花見の話題は、お終いでしょうか、、、

 

こちらは、我がデスクの桜。今が満開です。

『旭山桜』と言いまして、染井吉野より1週間ほど後に咲く品種。

 

旭山桜は「一才桜」とも呼ばれ、あまり大きくならないながらも、

八重の花をたくさん咲かせてくれるので、盆栽に向いています。

 

愛でながら、机に向かっています。お酒は飲んでいませんよっ!

心豊かに、おしごと励んでおります。

今夜の一杯を楽しみにしつつ。なんてったって満開ですからね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは、その桜の足元。

 

苔で入江を表現し、木の根っこが、水を求めて生気みなぎる景色。

小さな盆栽なのですが、力強い趣に仕立てています。

 

水辺に見立てた細かな化粧砂利は『本鞍馬』。

鞍馬は、鉄分が多く含まれる花崗岩であり、錆色をしているのが特徴。

丹波鞍馬や甲州鞍馬というように産地を冠した呼ばれ方をするのですが、

京都の鞍馬で産出されるものは本鞍馬と呼ばれます。

 

本鞍馬の庭石は、侘びさびを表す憧れの銘石ですが、採石が禁止されております。

本鞍馬に散りゆく花の舞、これまた一興なのです。