優雅な踊り場になりました。 | 築紡|根來宏典

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2017年1月25日(水)

優雅な踊り場になりました。


『祐天寺の家』にお邪魔してきました。

鏡を新調されました。
前々から姿見を探しており、やっと気に入ったものを見つけたとのこと。
アンティークもので、重厚感があり、とても素敵。

階段の一段目は広くし、踊り場のようになっています。
「踊り場」は、着飾った貴人や麗人が階段の途中で向きを変える際に
踊っているように見えるのが謂れ。

そんな雰囲気を演出すべく、踊り場の真上にはダウンライト照明を設け、
スポットライトを浴びる舞台のような設えになっています。
そんな舞台で、身だしなみを整えるのも気分が良いものではありませんか!

15kgもある重たい鏡ですが、
背面の壁は、どこでもビスが効くように合板が入っているので大丈夫。

鏡は、建主さん自らが取り付けたもの。
空間の意匠、機能、構造を理解してくれている建主さんで、とても嬉しくなりました。
階段の上り下りが優雅になる設えですね!

『祐天寺の家』の紹介は、コチラ≫

根來宏典