和室から、土間を介して、みんなの居場所(LDK)を見た様子。
障子を開け放すと、開放感ある空間に。
大きな屋根に包まれ、美しい垂木が軒先に広がっているので、
空間的に一体感があります。
畳のレベルは一般の床より15㎝高く、土間との段差は35㎝。
ちょっと腰を掛けるのに、丁度良い高さです。
障子を閉めると、柔らかな光を採り込みつつ、落ち着いた空間に。
畳は琉球畳。床柱は杉の磨き丸太。床の間の地板は欅。
時が経つとともに、美しい飴色になることと思います。
天井から吊られているのは、イサムノグチの『AKARI』。
美濃の手漉き和紙と竹ひごを用いた岐阜提灯の職人さん手づくりによるもの。
スクエアなデザインで、今回の空間に品よく合っていると思います。