工事中の『目黒の住宅』木製建具打合せの様子です。
建具には大きく分けて二通りあります。「フラッシュ戸」と「框戸」。
前者は、桟で骨組みを作り、表面に合板などを張り付ける構造で、軽やかなイメージになります。
後者は、框という枠を回して、中に板材を挟み込む構造で、重厚なイメージになります。
前者より後者の方が手の込んだ仕事になり、高価にもなります。
いつもはシンプルにフラッシュ戸なのですが、今回は素敵な框戸を作ります！
子供室の入口に2枚、トイレと書斎の入口に1枚づつの計4枚も！
框の見付寸法、見込寸法、段々の数と見付と見込、面取り、などなど。
実寸モックアップをもとにリアルな打合せです。
材種は、建具の厚みは、手掛けは、引き戸金物の耐用重さは、錠金物の対応厚さは、、、
建具一つ、打合せすることは、盛りだくさん。楽しい時間です。
木製建具の打合せ前には、玄関ドア（金属製建具）の打合せもしました。
準防火地域で、建主さんの希望は引戸。しかも既製品ではなくオリジナル。
木製は防火認定の関係で使えないのですが、スチール製なら製作できます。
手作り感覚満載で、色々と楽しみな住宅なのです。
場所は、現場近くのファミレス。
いろんな業者さんが入れ替わり立ち替わりで、サンプルなんか持ち寄って、、、
何なんだろ？この人たちって思われてんだろうな（笑）