大阪府箕面市で進んでいた「洗濯物干し場」の工事が完了しました。
昨日、大阪府箕面市で工事中のマンション共用部リノベのお話をしましたが、
同じオーナーからの依頼です。
マンション共用部リノベは、ファミリータイプの賃貸マンション、
こちらの物干し場は、学生向けの賃貸アパートです。
各部屋には、小さな物干しベランダはありますが、東と西に面しており、
隣家との距離も小さく、洗濯物を干す場としては、ちょっと可哀想かな、、、と。
そこで南に面した裏庭の空いたスペースに物干し場を作ることになりました。
写真奥に物干し竿が4本、写真が切れていますが左手前に4本。
また手すりにも布団が干せる強度を持たせているので、たっぷりの洗濯物が干せます。
隣地は空地になっており、視線が気になるので、木製の目隠しフェンスを設けました。
このフェンスの存在が、領域性を形成し、空間的な居心地の良さに繋がっています。
洗濯物を干すだけでなく、日向ぼっこや、読書をするにも良いスペースになりました。
ちなみに奥に置いてある木製のベンチは管理人さんの手作りベンチです。
屋根は透明のポリカーボネイトが掛かっています。
出来た当初は、学生さん同士でけん制し合ってか、干すの躊躇していたそうです。
また屋根が透明なので掛かっているとは知らず、あまり使えないと思っていたそうです。
ところが今では、みなさん活用し、天気の良い週末なんかは、一杯になるそうです。
つくった甲斐がありました。
さてさて年を超えると、新入生のアパート探しが始まります。
親御さんにとっても洗濯物干し場の存在はアパート探しの重要なポイントのようで、
その反響が楽しみです。