藤沢の平屋 配筋検査 | 築紡|根來宏典

築紡

築紡

loader
ブログ
ブログ

2014年10月31日(金)

藤沢の平屋 配筋検査


昨日は『藤沢の平屋』の基礎の配筋検査でした。

上の写真は、玄関を入って、まず目に入る風景。
基礎の配筋状態を見て、3列構成になっているのが分かると思うのですが、
真ん中は、手前から奥まで続く土間。床には、深岩石が貼られます。
深岩石のお話は、コチラ≫
右手は、2mほどの軒が出るテラス。こちらも同じく深岩石が貼られます。
左手は土間から200mm上がった26.25帖のLDK。床はウォールナットが貼られます。
そんな伸びやかな空間をイメージしながら、ワクワクしてきました。

さて配筋検査のお話です。
配筋のピッチが細かい、つまりその頑丈さが一目瞭然ですね。
かぶり厚や配筋が綺麗に並んでいるかだけでなく、
鉄筋の定着長さや鉄筋の組み方も大切です。
さらに、アンカーボルトが適切な位置に、適切な埋め込み長さで設置されているか、
設備配管のスリーブの位置なども大切です。

今回の住宅では、一本だけ鉄骨柱を設けて補強しているところがあります。
コンクリート打設に先行して設けられるベースプレートの固定状況の確認も大切。

と、まぁ、、配筋検査は、我々にとって、重要な検査なのであります。
設計事務所の検査と並行して、法的に義務付けられている
瑕疵保証責任保険の検査をしていただきました。
その検査を受けるに際して、申請書類に図面を添付しているのですが、
検査員の方いわく「難しい図面でわかんない」と、、、
褒め言葉として、受け取りました(笑)

現場では、配筋検査だけでなく、木造軸組の打ち合わせやら、
補強の鉄骨梁の製作の打ち合わせやら、先を読んで打ち合わせは進めていきます。
道路が狭く、トラックやレッカーの関係も配慮しながら、
長い梁のジョイント部やその継ぎ方など。

根來宏典