先日、日本建築学会にて『WORK SHOP』と題した連続講座がありました。詳しくは、コチラ≫
そのご報告です。私も講師役として参加したのですが、
そこで一緒に講演いただいたハビタット・ジャパンの徳地宣子さんのお話が、
とても興味深かった。
habitatは1976年のアメリカで設立、その活動は世界約80カ国のネットワークに広がり、
ハビタット・ジャパンは2003年に日本で設立された国際的なNGO団体です。
貧困の連鎖を断ち切る、衛生的な環境、仕事への活力、安心して子育て、人生の変革を目的に
災害や紛争地への海外ボランティアの派遣を通じた住居建築支援を中心にされている方々です。
もちろん日本国内においても東日本大震災や、記憶に新しい広島土砂災害などにも
ボランティア派遣を通じた社会貢献をされております。
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今回の講座では、東日本大震災の津波で家を流出した漁師さんの
セルフビルドワークショップによる自立再建のお話をお聞かせ下さいました。
その過程においては、セルフビルドワークショップで直面する建設的な困難はもちろん、
なぜ自立再建なのか、せざるを得ないのか、から始まり、
その漁師さんの心境の変化や、それを取り巻く周辺の方々の心境の変化など、、、
また支援することの難しさ、日本と他国との相違など、、、
まだまだ課題は多いのですが、多くの方々に知ってもらいたい内容でした。