大阪府箕面市で工事中のマンション共用部リノベの軒天の杉板貼りが完了しました。
雁行プランになった共用廊下で、その軒天も雁行しております。
雁行形状や既存の軒形状の取り合いの関係で、
軒天板を貼るのに、かなり手間が掛かったことと思います。
軒天の色は、黒く染めた杉板です。
色については、お施主さんの好みで決めたのですが、
貼り終わって、お施主さん曰く「軒天は陰になるので、黒だと木と認識しにくい」と、、、
天気の悪い日や夜になると、ますます認識できないのだとか、、、
それで、いいんです。そんなに、ひけらかすのではなく、この落ち着いた感じがね（笑）
上の写真に写っている方は、今回工事をお願いしている施工会社の江川さん。
頼りになります！
逆光ゆえ顔が認識できない写真でスミマセン（苦笑）
「よくぞ、ここまで綺麗に納めてくれたな～」と感動した次第です。
これは、かなり腕の良い職人さんだからこそ成せる技。
腕もそうなのだけど、先の先を読むことと、根気が必要だったと思います。
江川さん曰く「宮大工レベルの難易度でしたよ」と、苦笑い。
よく見てみると、こんな感じ。重厚感が出て、良い感じだと思います。
お施主さん曰く「軒天だけで、こんなに雰囲気が良くなるんだ～」と満足の様子。
只今、次の行程の床に貼る『芦野石』の到着待ち。
床が張り替えられると、もっともっと雰囲気良くなりますよ！