法然院 | 築紡|根來宏典

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2014年6月10日(火)

法然院


早朝は「法然院」へ。

上の写真は、アプローチの奥に佇む茅葺屋根の山門。石畳が美しい。
山門を潜ると、左右二つの砂盛り「白砂壇(びゃくさだん) 」が見えます。
砂壇は水を表しており、その間を通ることは、心身を清めることを意味しています。
この砂壇の模様は、訪れる度に異なるそうですよ。

本堂は、残念ながら春と秋に公開ということで見られない。
特に、五色散り椿、貴椿、花笠椿の3本の老椿で構成される「三銘椿の庭」は、
是非とも見たいと思っているのだが・・・、

それでも見どころはある。手水鉢。水の落とし口には、椿の葉っぱが一枚。
水の滴りに品を与えています。「いき」です。

法然院は、参道に散る椿が名勝で、その時期に来たいな~と思いつつ歩いていると、
苔生した美しいアプローチに遭遇。「獅子山 金毛院」というそうです。
梅雨時ならではの美しさです。ラッキー。

「在釜」という貼り紙が、、、図々しくも導かれるように、、、
茶庭の露地は、本当に美しかったです。

根來宏典