タイル選びの次は、上野にある江戸からかみ屋『東京松屋』に行ってきました。
お施主さんご自身も、個人的に足を運んでいるのですが、
選べないし、空間のイメージが湧かないと、、、再訪です。
実際の襖のサイズで展示されているので、
カタログやカットサンプルに比べると、迫力があり、分かり易い。
気に入った物を引っ張り出してもらい、さらに絞り込んでいきます。
同じ版でも和紙の色や、版の色で、全く雰囲気が変わります。
選んだ江戸からかみは、在庫なしと、、、次に刷るのは2月末とのこと、、、
それまで待つことに、、、でも、待つことで良いこともありました。
天袋にも貼るのですが、手作業で刷るので、
その天袋のサイズに合わせて刷ってくれると!
天袋はサイズが小さいので、大判を切って貼ったら、文様が切れてしまうからです。
嬉しい配慮ですね。
ちょっと派手なのも選ぼうと(笑)
どれも気に入ってしまい、悩みに悩んだ結果、真ん中のを選びました。
欲しいのは3枚、、、在庫は?と、、、ちょうど3枚とのことです!
こちらは、更紗という技法を用いております。更紗のお話は、コチラ≫
この技法で用いる型紙が傷ついてしまい、もう、この型紙を作る予定はないそう、、、つまり貴重な在庫品だったのです。幸運ですね。
そんなこんなで、選んだ江戸からかみは、全3種類。
このようなプロセスを経て、完成が待ち遠しくなり、
完成前から住まいへの愛着がドンドン深まっていくのでした。
選定中、お外を見ると、雪が舞ってきました、、、
お茶をする時間は、惜しんで帰宅。栃木への帰宅が心配ですから。
そんなことも思い出の一つとなり、ますます愛着が深まることとと思います。