家づくり学校3年生 工法から考える(後半) | 築紡|根來宏典

築紡

築紡

loader
ブログ
ブログ

2014年1月22日(水)

家づくり学校3年生 工法から考える(後半)


1月19日(日)は、家づくり学校3年生の授業、藤原昭夫先生による『工法から考える』でした。

講義と課題出題の前半と、その講評会の後半との2回1組となっており、今回はその後半。
前半のお話は、コチラ≫
「社会や住宅での着目点と、提案したい行為又は工法や仕様開発」という課題を
各自が発表し合い、それを元に討論形式で授業は進められます。

キッチンや素材など、すぐにでも住宅設計に活かせ、特許が取れるような提案、
国産材を活かしたり、職人不足を解消する建設システムの提案や、
さらには高齢化社会への不安解消といった、国会議員になって是非実現して欲しい提案まで、
どれも独自性があり、多岐に渡りました。

藤原先生が最後に纏められた「何故、社会的観点と自己の感性からの開発を協調するのか」という
お話は、大変興味深かったです。
動機がハッキリしていることが重要だそうです。
それがないと、継続性や、そのパワーは生まれません。
「自己の感性が独自性と主体性を育む」というのは、まさにその通りだと思います。

これで、家づくり学校3年生の今期の授業は終了です。
熟練した講師陣とともに、私も若いメンバーとして運営主体になっており、
必然的に授業に参加しているのですが、本当に勉強(力)になりました。
私もまだまだ未熟な設計者であるがゆえ、
ともに成長できる受講生たちとの意見交換の時間(場)は、とても大切な時間です。

来期も新入生の募集をします。2月下旬に募集開始予定です。
ご興味ある方は、家づくり学校公式ブログを要チェック。コチラ≫

根來宏典