納まりのデザイン | 築紡|根來宏典

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2013年7月22日(月)

納まりのデザイン


昨日は、家づくり学校3年生の授業、諸角敬先生による『納まりのデザイン』でした。

講義と課題出題の前半と、その講評会の後半との2回1組となっており、昨日はその前半。
お話の導入口では、
ミース・ファン・デル・ローエの「ファンスワース邸」とフィリップ・ジョンソン「ガラスの家」、
東京タワーとスカイツリー、
水戸岡鋭治の電車デザイン「ツバメ/スーパーソニック」と若林広幸の電車デザイン「ラピート」、
と言った事例を基に、納まりから見たデザイン対比のお話で、
その根底には設計者としての思想や時代背景、建設技術から絡んでいるとのこと。

さらにミニクーパーに秘められたのデザインと革新的開発秘話まで。
車好きの諸角さんならではの視点で、大変ユニーク。
デザインというと表層的に思われがちですが、大変奥深い内容でした。

それから建築の話に移るのですが、特に印象的だったのは、
外国人曰く「日本の建設レベルは非常に高い(これはよく言われることですが)、
ただ新しいことにチャレンジする精神が欠けていると・・・」。

最後は課題の出題に。
題材は、実際に建っている住宅で、開口部(窓)が消された図面が配布されました。
テーマは「開口部と外部空間を考える」。
この住宅に開口部を配置し、主要な建具の詳細を設計し、外部空間とどのように繋げるか。
さてさて、如何なる提案がなされるか?次回の授業が楽しみです。

根來宏典