根津美術館 庭園 | 築紡|根來宏典

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2012年11月16日(金)

根津美術館 庭園

根津美術館の素晴らしさは、なんと言っても庭園でしょう。都心のど真ん中とは思えません。広さは21,625㎡(6,542坪)もあります。緑豊かで、起伏に富み、散策していて楽しい。様々な木々が植わっており、植物鑑賞にもなります。上の写真は、『スギゴケ』。

 

 

 

 

 

 

 

庭園内にある「NEZU CAFE」への裏口。新しい物と古い物との融合を感じます。

 

石畳、竹垣、灯篭。これまでの園路は「飛び石」だったそうですが、新しい美術館に合わせて、歩きやすい「石畳」に改めたそうです。

池、落ち葉、舟。

 

石橋。2枚の「自然な形状の大きな石」をズラして配置し、その両脇に「切り石」。真・行・草でいうと、行の石橋でしょうか。園内には4つの茶室があり、こちらは『弘仁亭・無事庵』脇の腰掛待合。屋根は茅葺。

腰掛待合の犬走り部には「塵穴」。言わばゴミ箱ですが、実用的なゴミ箱はありませんよ(笑)茶事前に露地で拾った落ち葉を入れておき、お客様を迎える準備が出来ている旨の無言のお知らせです。二本の青竹は「塵箸」、穴の脇に添えられている石は「覗き石」と言われます。

私も好きな『光悦寺垣』。光悦寺垣のお話は、コチラ≫